騒がしい未来

正直あっけにとられて何が何やら。
私みたいな勢いだけの覚悟がない新参者ファンが荷担しているのも事実。実際にこんな片田舎で嵐会ができるくらい皆が興味持っています。
好きな気持ちに変わりはないが、ジュニア時やデビュー時、客席埋まらなかった時に支えていた方々には、私たちは敵わない気がする。覚悟の面で。こういう方々はこの現状をどう見ていらっしゃるのだろうか。やっぱり新参者を良くは思ってないだろうか…
私はずっとお笑いが好きでしたが、数年前からお笑いブームやエンタブームがきた時は斜に構えてました。教室の角にいる暗い奴だったので、それはそれは超アンチアンチ。テレビの笑いより舞台の笑いが真のものだ!と勝手に決め込んで世間とは違うお笑いが好きなんだと一線を画した気でいました。
でも今思うとただのお笑い好き。自分の周囲より知識があっただけ。当時創刊ラッシュだったお笑い雑誌も買い漁って、結局ブームに乗っかっていったのは自分でした。
今や芸人さんがテレビに出るのは当たり前です。それもネタをするためではなく、トークや瞬発力のために。でもこういう力があるのは、舞台があるからだと思います。
下積み時に、舞台で地の力をつけたからだということ。そして今も舞台にで続けるということ。
芸人さんの目標として一番わかりやすく、実感のあるものが「テレビにでること」なんだと思います。そのために、ネタを見てもらい面白いと認めてもらう。そして、その過程が地の力をつけているんだと思います。
もちろん目標をそこに置いていない芸人さんもいて、舞台で新しい笑いを作り続けている方たちもいます。
どちらも素敵な目標で、タレントや有名人ではない、芸人という肩書きを背負って進んでいらっしゃる。今もこれからもお笑いが好きでいられる自信が私にあるのは、こういう芸人という職を極めていく芸人さんの姿を見ていきたいと思うからだと思います。

あらしさんに対してもそうで、アイドルを、あらしを極めていく姿を私は見ていきたいです。本人たちがそれを目標にしているから。
とりまく環境がかんばしくないと嘆くよりも、私は笑顔にしてもらってる幸せを大きく持っていたいです。